今年も残すところ60日になった。コロナの影響で仕事も少なくもっぱら自分の技術を磨く期間と相成った。チラシを何枚も作りまたDVDのジャケットも何枚か作りました。美的センセが求められる仕事ですね。間違いなくパソコンがあってこその仕事です。テンプレートが沢山出てきていてそれをどう使いこなすかという技術です。半分下絵があると考えてあとは自分が工夫をして完成させるというステップです。応用が上手く出来るかということです。世の中はそういう真っ白なキャンパスに下絵を描いて色を塗って行くという手順からある程度下絵といえる物を提供してそこに自分の個性とか感性とかを組み合わせてゆく手法が流行っています。出来る才能をお持ちの人はそこから更に磨いてゆくという事ですね。動画の編集ソフトで言うと沢山のエフェクトやトランジッションを揃えておいて初心者はそれらをドラッグアンドドロップで効果を味わう。値段も手頃であるのでプロの人が見るとどうしてこういうのが素人さんに出来るのか驚く。訳を聞いて納得する。プロの人からするとなんだ物真似かと・・・。いいんですよそれはプロはお金という大前提がありますがアマにはそんなものはありません。そういうステップを踏んでやがてお金がもらえるような仕事ができるのです。今ではアマとかプロとかの線を引くことが出来ません。今のカメラでホワイトバランスを言い出す人は居ないですよ。なぜなら色相温度の設定でカメラがやってくれるのです。昔の人が必死に習得して技術は今のカメラはすべて可能にしてくれています。オートフォーカス・手振れ補正も。みんなプロのカメラには標準で装備しています。ひとつ大きな違いがございます。それは業務用のカメラにはオートストップ機能は付いていません。自分でOFFにしないといつまでたってもスイッチは切れない仕様です。一般汎用機とよばれるカメラにはスイッチを切り忘れても自動でオフにしてくれます。私はそこに汎用機と業務機の違いが現存すると理解しています。
