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書道はブラック&ホワイトです。とても淡白な表現ですが実に奥が深いのです。自分の手に覚えさせる「手習い」というITという情報化の世界とはまったく逆な世界であるわけです。

日本人なら筆で文字を書く事を一度は経験したことがあるかと思います。はね、止め、払いと穂先をうまくまとめることが難しいとされています。今では文字を書くのが好きという人は少ないかもしれませんね。ITの時代に墨をすって紙も和紙を使い、まどろこしさはこの上もありませんね。しかしそれだからこそ今書道を見直す風潮になってきています。若い人が書を書いています。一般的には年賀状を筆文字で書きたいと願っています。しかし現実は誰もあぁ、アレね筆まめだねとそれくらいあの「筆まめ」は流通していますね。しかし下手でも自分の文字で書きたいという願い、書くのに時間がかかっても、もらった人が喜んでくれるという自然な気持ちがあるから暮れの忙しいさなかにせっせと書く人がいるのです。

相田みつを美術館

有楽町にある相田みつを美術館に行ってきました。彼の文字は一種独特でうまいのだか下手なのか分からない書き方です。しかし人とおんなじでは無いという彼特有の個性があの文字になったことをこの美術館で知ることができました。若い頃入選したという作品を見てなんと品のある「うまい」と言われる書であろうか。あんなに上手く書ける人が他人と一緒の文字では無く自分の文字を探したどれほど迷い苦しんだかが伝わってきます。上手下手というのは人様が決めることですから、自分の文字を書くということが一番大切なのですね。まぁ、うまくて有名になったからこそ言えることだとも思います。一般人にはなかなか踏み込んで行く精神に限界もあります。だから彼の意思に共感を抱いてゆくのでしょうね。「一生勉強 一生青春」というはがきマットを買って来ました。

相田みつを作品

書という世界は孤独な世界です。誰もその中に入ってこれません。漢字・かな・新書芸(漢字かな交り)この三つを学んでいますが特技を生かしたいという気持ちです。心に決めていることは、自分の文字を書いてその文字に対してお金をもらうこと、「筆耕」と言いますがこの趣味の世界を踏み込んで私の字でお金を得たいと最近では思っています。これまでの月謝や時間を世の為に生かすこともその精神も私の中に入っています。恐ろしいことなのかも知れませんが。そういう気持ちを持って毎週水曜日の夜書道教室に通っています。
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